この度弊社が出願しておりました「マンション管理費等支払保証」について、以下のとおり特許を取得したことをお知らせ致します。

特許出願番号　特願2019-168939　特許査定日 令和5年8月8日

発明の名称 立替システム、立替方法、立替プログラム、及び記録媒体

特許権者 株式会社VAMOS

－背景－

一般的な分譲マンションに於いては、その運営には管理規約と言うマンション全体の約束を制定して、その約束の中に、建物並びにその敷地及び附属施設の管理に要する経費(管理費や修繕積立金)につき、負担することが記載されています。

その約束が、近年、その区分を所有する区分所有者が守れない事例が発生しており、その滞納された費用を回収するために、管理組合はじめ理事会が、精神的にも肉体的にも疲弊しながら、回収行為行っている管理組合が増加しており、社会的問題となってきています。

－ 特許の概要 －

滞納された費用に対して債権者である管理組合と、本来、納付しなければならない債務である区分所有者の双方双方で解決させる関係なのですが、双方がほぼ顔見知りの関係であり、家族ぐるみの付き合いがある関係であったりするため、その債権者である管理組合としては、督促を行う事に抵抗感が出てくる場合があります。そのため、簡単には終結しない場合が多々あります。

今回弊社は、区分所有者、マンション管理組合又はマンション管理会社の抵抗感を軽減し、契約関係及び権利関係の煩雑さを回避することができる立替システムの特許を申請し、特許庁の審査の後に2023年8月8日に査定されました。

この特許により、特殊な方法を必要とせず保証という方法で、管理費等の滞納問題に悩む管理組合へ安価に導入することができるサービスを展開することが可能です。導入頂いた際には、滞納された区分所有者へ影響はじめ、遅延の発生を抑止する効果を得られる側面も得られるサービスです。